食事で愛情を伝えること
食事って色々な役割がありますよね。
健康維持、幸福感、コミュニケーションなどなど…歴史や文化、地理も学ぶことができます。
私は、自分が家庭を持つようになり、子供達の食事作りに毎日追われています。
大変だなと思うことはもちろんあります。食べてくれないときはショックですし、時間のないときは面倒くさいなと感じます。
ですが、やはり食という生活の基本の部分を疎かにはできない性のようで、そのせいで自分自身がいっぱいいっぱいになることも多々あります。
子供にとって食事は、成長のためにも必要ですし、親から離れて自分の健康管理をするようになるためにも重要です。
味覚は子供の頃に発達しますので、体に良いものを美味しいと感じられる舌に育てられればなお良いですよね。
それに加えて、私は食事は親の愛情を伝えるという重要な役割を持っていると思っています。
子供の頃に、お惣菜や加工品ばかりの食事が当たり前の生活を送っているのは、その頃は良いかもしれません。
ですが、大人になってから他の人と比べるようになると、違いを感じるようになってしまいます。
大人になってから過去を振り返ったときに、「愛されて育ったんだな」と感じられることが、その後の自信や心の安定にも繋がるはずです。
親は誰でも子供のことは大切にしているとは思いますが、思ってるだけではなく形にしてほしいというのが私の願いです。
特別なものを買わなくても、贅沢をするわけじゃなくても、普段の食事からでも愛情は伝えられます。
毎日自炊をしてくださいと言っているわけではないのですが、苦手だからとか、時間がないからとか、はなから諦めてしまうのではなく、愛情を伝える努力をすることも必要なのではないでしょうかということです。
以上、あくまで私の持論でした。